
Art Archives of Seoul Museum of Art (SeMA AA)
ソウル市立美術館(SeMA)のアートアーカイブは、芸術作品と記録の保存を目的とした分館です。韓国初の美術アーカイブ専門館として、現代美術の歴史や記録に関心がある方にとっては、ぜひ訪れたい場所です。
このエリアを普段歩くことはあまりなく、いつも何気なく通り過ぎてしまう場所でした。でもこの日はたまたま近くを歩いていて、ふと気になって中に入ってみることにしました。
Collaborating Space
Map
A1 (Gallery1), A3 (Gallery2)
ギャラリー1は正面入口のすぐ隣にあり、ギャラリー2はラウンジ(資料室)の奥に位置しています。ギャラリー2は面積こそ小さいですが、2フロアの高さを活かして構成されており、上の階から展示空間を見下ろすことができます。
A2 Lounge1/2 (Reference Library)
資料室は、書籍を通して芸術への理解を深めるためのスペースです。国内外の展覧会カタログ、アーティストブック、インディペンデント出版物、絵本など多様な資料が揃っています。
A4 Research Lab
3階にあるリサーチラボでは、現代美術の研究に欠かせない様々な芸術記録や機関資料を閲覧できます。
作家やキュレーターが創作や展覧会企画の過程で作成した文書や、1988年に設立されたソウル市立美術館の発展過程を記録した内部アーカイブなど、貴重な一次資料が揃っています。
展示のひとつでは、ゴンブリッチの名著『美術の物語』を韓国で初めて翻訳したチェ・ミン氏に関するアーカイブが紹介されていました。
展示されていた資料や私物を見ていたら、コレクション好きだった祖父のことを思い出しました。中には祖父の家で見たことのあるような品もあって、とても懐かしく感じました。
入場は無料ですが、特別展は有料のこともあります。
展示を見終えたあと、資料室にも立ち寄ってみました。4月にオープンしたばかりなので蔵書数はまだ少ないですが、今後アート研究の拠点として発展していく可能性を感じました。
Research Lab (3F)
A2 Lounge
ふらっと立ち寄っただけでしたが、SeMAアートアーカイブは思っていた以上に興味深くて個性的な空間でした。
まだ始まったばかりの施設ですが、これから韓国の芸術研究の中心地として成長していく可能性を大いに感じました。
もし近くに行く機会があれば、美術史や展示、資料に興味がある方はぜひ気軽に訪れてみてください。
もしかすると、私のように思いがけない出会いがあるかもしれませんよ。
Address : 148-16 Pyeongchang-dong, Jongno-gu, Seoul
Phone : +82-2-2124-7400
Operation Hours : Tuesday - Friday : 10:00 - 20:00, Weekends : 10:00 - 19:00 (Monday closed)
Website : semaaa.seoul.go.kr
Instagram : Check out more photos
Source : https://blog.naver.com/maremaium/223170688452
Writer : maremaium
Special thanks to maremaium
art archives of seoul museum of Art SeMA seoul exhibition