
Brewing Ceremony
最近の聖水洞(ソンスドン)は、これまで以上に若々しくてエネルギッシュな雰囲気です。日曜日の遅い午後にもかかわらず、街は人であふれていました。


聖水洞では、大人から若者まで皆がこのにぎやかな雰囲気を楽しんでいるようでした。その日訪れた場所の中でも、特に楽しみにしていたのが今日ご紹介するカフェです。
印象的でありながら居心地の良いカフェとして多くの人におすすめされていて、普段はLowkeyやDanil Seoulに行くことが多いのですが、今回は5周年を迎えた「Brewing Ceremony」に行ってきました。

にぎやかなメインストリートから少し離れた住宅街の中にある「Brewing Ceremony」は、静かな環境のおかげで、足を踏み入れた瞬間から心が穏やかになりました。

最近では夜9時まで営業しているカフェはなかなか貴重です。
午前11時にオープンして夜9時まで開いているので、かなり嬉しかったです。多くのカフェが8時には閉まるので、遅くまで開いている場所は本当にありがたい存在です。


外観は黒いミラーガラスで仕上げられていて、中からは外が見えるけれど、外からは中が見えにくくなっています。そのおかげでプライバシーが保たれ、落ち着いた雰囲気がより感じられました。

店内に入るとすでに満席でした。待てることを伝えて、外のベンチにしばらく座っていたところ、まもなく「席が空きました」と丁寧に案内してくださいました。

カウンター中央でのドリップの様子を写真に収めたかったのですが、スタッフの皆さんの穏やかな雰囲気に気後れしてしまい、誰の邪魔にもなりたくなくて、静かに席に座ることにしました。

店内の中央には販売用のコーヒー豆とキャンバスバッグがセンスよく並んでいました。

注文した豆のテイスティングノートが書かれた紙の裏側には、心に響く言葉が印刷されていて、じんわりと心があたたまりました。

普段はエチオピア系の豆を選ぶことが多いのですが、この日は少し蒸し暑くて、酸味よりもまろやかな味を求めていたので
エルサルバドルの豆を選びました。
Brewing (El Salvador) 6,000 won

席について間もなく提供され、澄んだ色合いとともに、ワインのような華やかな香りが立ちのぼりました。

ひと口飲んで、思わず感嘆の声が出ました。滑らかで香り高く、まるでお茶のような余韻が心地よかったです。
ガラス張りの構造と、自然と中心に視線が集まるテーブル配置のおかげで コーヒーに集中できる空間でした。席の間隔はそれほど広くないのに、誰も声を荒げず、静かで心地よい雰囲気が保たれていました。


お客さんたちの雰囲気と「Brewing Ceremony」の空間が見事に調和していました。
コーヒーはもちろん素晴らしかったですが、何よりも印象に残ったのはスタッフの温かい心配りです。わざわざ席まで来て、味の感想を聞いてくれたり、豆の説明を丁寧にしてくださったり。その気配りに、心から感動しました。
本当はもう一杯飲みたかったのですが、次の予定があったので名残惜しく店を後にしました。聖水洞に来るたびに立ち寄りたくなる場所です。最近の私のコーヒーツアー、どんどん楽しくなってきています!
Address : 315-27 Seongsu-dong 2(i)-ga, Seongdong-gu, Seoul
Phone : +82-507-1317-4771
Operation Hours : Mon-Sun : 11:00 - 21:00
Instagram : Check out more photos
Source : https://blog.naver.com/dongll/223648461513
Writer : dongll
Special thanks to dongll
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