
Myeongdong Cathedral
先日、学生時代の思い出が詰まったソウルの明洞大聖堂を訪れました。その敷地を再び歩くと、まるで時間を遡ったかのような懐かしい気持ちになりました。


明洞大聖堂はこれまで何度も訪れていますが、案内図をじっくり読むのは今回が初めてでした。実はここは「西小門巡礼路」の一歩であり、近代初期のカトリック建築や歴史に関心を持つ人には外せないスポットです。
明洞大聖堂は地域の象徴的なランドマークであるだけでなく、韓国カトリック教会の精神的な中心地でもあります。韓国初の本堂としてソウル大司教区の本部を務め、歴史的に非常に重要な役割を果たしてきました。ゴシック様式で建てられ、その設計はフランス人司祭コスト神父によると伝えられています。
私にとってこの大聖堂が特別な理由は、かつて私の高校キャンパスだったからです。ここには慶成女子高校があって、入学式も卒業式もこの聖堂で行われました。もともとは「鍾峴聖堂」と呼ばれていましたが、解放後に「明洞大聖堂」と改称され、1977年11月には史跡第258号に登録されました。
大聖堂の内部は静寂と神聖さに満ち、自然と心が落ち着きます。館内での撮影は禁止されていますが、訪問中に数回シャッター音が聞こえてきたのは何だかほほえましかったです。曇りの日でもその壮麗さは色あせず、赤レンガの外壁が放つクラシカルな美しさは圧巻です。
正堂の左右をゆっくり眺めました。右側の景色はあまりに見慣れていて、私の学生時代の思い出が一気に蘇ったほどです。聖堂の奥には聖母マリア像が静かに佇み、地下礼拝所には韓国人初の司祭・金大建神父が眠っています。
大聖堂の文化センター内には瞑想や講座が行われるカトリックホールとコストホールがあり、学びと癒しの場を提供しています。また、かつて私の通っていた高校の跡地には霊的告解と定期告解の専用スペースが設けられています。告解希望の方は以下の時間をご確認ください。
Mon (Monastic) 13:00-17:00 / Tue-Fri 11:00-20:00 / Sat, Sun 10:00am-20:00
学生時代の思い出に浸った後、大聖堂に隣接する1898プラス内のロゴストアに立ち寄りました。ここでは十字架やキャンドル、ロザリオなど、多彩なカトリック関連の土産物を購入できます。
カトリック教徒でなくても、このストアには誰もが魅了される美しいアイテムがそろっています。私は特に、長くて優雅なビーズワックスキャンドルと、インテリアにも映えるユニークな十字架に惹かれました。
明洞大聖堂は単なる宗教施設ではなく、弱い立場の人々の憩いの場であり、韓国の民主化運動の象徴でもあります。
私自身にとってはノスタルジックな思い出深い場所です。もし明洞にお越しの際は、ぜひ訪れてみてください。
歴史や建築に興味がある方はもちろん、静かなひとときを求める方にもぴったりです。来たる週末のプランにいかがでしょうか?
Address : 74 Myeongdong-gil, Jung-gu, Seoul
Tel : +82-2-774-1784
Operation Hours : Tuesday-Sunday : 9:30 - 18:00 (Monday closed)
Website : mdsd.or.kr
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Source : https://blog.naver.com/lovely_pinkpig/223054925924
Writer : lovely_pinkpig
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